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38年のサラリーマン生活でいろんな上司と会った。
勉強させてもらったと思える上司もいたし、逆に反面教師として役に立ったと思える上司もいた。
でも、総じてサラリーマンの上司は本人が出世に必死なだけに滑稽で面白いところがある。
今後、会社で出世していこうと考えているサラリーマンには、むしろ、「最悪の上司」の方が勉強になる・・・部下ができた時には反面教師として役に立つからだ。
そこで、ワシの38年間のサラリーマン生活の中で、実際に出会った「最悪の上司」のパターンを取り上げてみたい・・・作り話として・・・。

第一位、部下の成果を横取りする上司。
ある運用会社の社長室・・・
社長・・・「〇〇年金の資金を受託できたって? 素晴らしいじゃないか。よくやった君たち。」
営業マン・・・「営業から運用まで一丸となってプレゼンしたのが良かったと思います。」
本部長Aが割り込んできて・・・「良くやった。〇〇パーティで先方の理事に会ったんだよね。そこで私からも弊社をよろしくと伝えたのが効いたんだな。」
社長・・・「ナイスだ。本部長!!」

年金ファンドの資金を受託するには、運用商品の公募に応募し、他社との競争に勝つことが普通だ。
公募に自社の運用商品の詳細説明書(パフォーマンスなど)を付けて応募し、ファンドマネージャーのプレゼンを行い、最終的に運用商品が選定される。
理事と運用会社本部長の個人的な関係なんて関係ないし、そんなことで委託先を決めたら年金スキャンダルと叩かれてしまう。
そんなことも分からずに、この本部長は自分の手柄にしようとした・・・というわけだ。

第二位、自分の矛盾に気がつかない上司
運用本部の本部長室・・・
本部長B・・・「何やっているんだ、君たち。トラッキング・エラーがこんなに低いじゃないか。これじゃ、年金客に低すぎると文句言われるぞ。」
ファンドマネージャー・・・「もっとリスクを取ったアクティブらしい運用をします。」
そして・・・1か月後、本部長B・・・「何やっているんだ。君たち。こんなに株価指数に負けるなんて!!」
ファンドマネージャー・・・「本部長がリスクを取れと言ったので、取ったら負けました。」
本部長B・・・「なにぃ。俺はそんなことは言っていない。リスクを取って儲けろと言ったんだ。」
ファンドマネージャー・・・「・・・・」

トラッキングエラーとは、ポートフォリオのベンチマークからの乖離を示すもので、トラッキングエラーが2%以下だとリスクを取っていないと言われる。
リスクとは収益率の分散のことで、リスクを取った運用をすると、当然ことながら、将来の収益率のバラツキが大きくなる。
したがって、リスクを取った運用をすれば株価指数に大負けすることもありえる。
リスクを取ったから儲かると思った本部長Bは、自分の言っている事が矛盾しているに気がつかなかった・・・だから、部下は唖然としたわけだ。

続く・・・・


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