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パウエル氏の記者会見を見たが、なんか面白い事になってきた。
終始下を向いて紙を読みながらの会見で、トランプ大統領を意識してか、必要ならさらに緩和を行うと自信なく発言した。
この会見がハト派と見られ米国株は一気に上昇したが、トランプ氏の顔色を窺い、さらなる金融緩和の発言、リップサービスをしたとしか見えない。
案の定、トランプ氏は完全に恫喝モードで、FRBはガッツ(根性)もなく、センスもなく、ビジョンもないと強い口調でツイートした・・・脅しか恫喝のたぐいに見える。
これでパウエル氏はさらに隘路に追い込まれて行くだろう。

FRBのドットチャートを見ると、多くの評論家が指摘している通り、FRBメンバー間で意見が大きく割れてきている。
現在の景気情勢ではこれ以上の利下げが必要ないという意見が、FRBメンバーの間で台頭しているようだ。
これはある意味当然で7月に続き9月と連続利下げをしたが、FRBの歴史から見たらこの連続利下げの方が異例だ。
NY株価が高値まであと少しの高値圏にあり、米個人消費や内需が強く、米10年債が急落(長期金利が急上昇)している経済状況で、何故、利下げが必要なのか・・・今までは米中摩擦を言い訳に使ってきたがそれも難しくなってきたので、パウエル氏は言い訳に苦労している。
次回10月29-30日のFRBのFOMCで、トランプ氏に脅されたパウエル氏が一段の利下げを主張するとしたら、他のメンバーとの意見の食い違いが鮮明になってしまう。
そこでもトランプの言いなりに一段の利下げをできるのか、FRBがトランプに逆らい独立的に判断するのか、大きな分かれ道が来るような気がする。

市場はもちろん、トランプ氏の過激な金融緩和を見ている・・・現在でも4割程度の確率で3回目の連続利下げを期待している。
でも、FRBが分裂し、利下げを決定できないとしたら、市場は政権とFRBの不協和音を織り込みはじめ、波乱展開になるかもしれない。
それはハト派のパウエル氏ではなく、トランプに脅された可哀そうなパウエル氏の姿だ。
こうした政権と金融当局が不協和音を増幅させると、投資家は儲かっているポジションを売り、実現益を蓄える傾向がある。
単なるリスクオフでボラの低い商品が買われるというより、今まで儲かってきた商品が売られる・・・となると、長期債や金、ハイイールド債、REITなどが売りのターゲットになるかもしれない。
長期債のさらなる下落、ハイイールド債の暴落に注意が必要かもしれない。
次回の10月のFOMCは要注目だ。



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