
日経平均が8日連騰し、話題となっている。
東証一部の売買代金は、長い間、2兆円にも達しない状態が続いてきたが、9/5に2兆4800億円と増加し、その後、2兆円以上の売買代金を続けている。
そして、東証の立会外(TOSTNET市場)の売買もそれに呼応するように急増してきた。
一日5000億円レベルから、9/11には1兆円に拡大した。
これは何を意味しているのだろうか?
立会外市場は、例えば、自社株買いをする場合、〇月〇日の寄付きで〇〇億円の自社株買いをすると公告して売り注文を集める、などと使われている。
また、機関投資家の大口売買にも使われる。
例えば、機関投資家がTOPIX型1000億円買いたい時、証券会社に〇月〇日のVWAP(加重平均株価)で買いたいと連絡し、証券会社は当日のVWAP以下で株式を買い集める・・・そして、立会外市場でクロス(相対売買)をして、その機関投資家は1000億円のTOPIX型を売却する。
というわけで、証券会社はVWAP以下で株式を買い集められるかが勝負になる。
だから、多くの場合、証券会社は引値近辺に大口買いを入れて価格を押し上げ、VWAPを引き上げようとする。
結果的に機関投資家の買いがある時は、引値近辺での売買が活発になり、立会外のクロスも増加する。
ここ数日の東証でも売買動向を見ると、明らかに機関投資家、巨大ファンドが日本株を買っている。
引け15分前からの売買高が急増し、連日4000~5000億円の売買が引値近辺で行われ、その後、立会外でのクロス取引がやはり5000億円から1兆円のレベルで実行されているからだ。
国内機関投資家だとすると、GPIFのリバランス(日本株の下落でウェートが低下した分を調整する)ということが考えられる。
ただ、7-9月期が終わっていない9月に動くかどうかは見方が分かれるだろう。
通常、四半期の数字が固まってからリバランスするのが普通だからだ。
もう一つは海外のパッシブファンドの可能性だ。
ブルームバーグによると、米投信残高で、ついにパッシブファンド(残高4.27兆ドル)がアクティブファンド(残高4.24兆ドル)を上回ったらしいが、相変わらず、パッシブファンドに資金流入(+889億ドル)し、アクティブファンドからは流出(-1241億ドル)しているという話だ。
このパッシブ資金がグローバルに再配分された可能性はある。
ホントのところは、なかなかつかめないが、いろいろ想像するのも楽しい。
東京市場の関係者は、金融株の急上昇を見てバリュー投資かグロース投資かで議論している。
しかし、TOPIX型のファンドが大口で買った場合、当然、トヨタやNTTや銀行株などの時価総額上位銘柄に買いが入り、見た目はバリューファンドが買っているような状態になることもある。
バリュー投資家が大口買いを入れたというより、TOPIX型のインデックス買いが中心ではないかと考えている。
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