
個人投資家にとっては、最も有利なのがキャッシュを持てることだ。
通常の機関投資家の日本株運用はフルインベストメントが基本で、相場が下がると思っても保有キャッシュは1%以下でしか認められない。
これは年金などの機関投資家から見れば運用委託した資金はすべて運用すべきで、もしキャッシュで保有するならば運用回避と見なされ、契約違反に問われる。
しかし、そんな制約のない個人投資家はキャッシュを有効に保有することで、リスクをコントロールし、安値で大量買いするなど売買タイミングを効果的に利用できる。
実際に個人投資家がキャッシュをどう使うべきか考えてみよう。
まず大切な事は、キャッシュを何%保有するかを決めるのは株価の動きだということ。
そこで重要なのは、売り上がり戦略と買い下がり戦略だ。
売り上がり戦略・・・高値で売ることは不可能で、高値近辺で売り上がればいいという感じ。
株式を買う時にいくら上がったら売るかをイメージしておく・・・そのイメージした価格まで上昇したら売り始める・・・約定したらさらに上の売り指値をすることで実現益を増やしていくことができる。
もし、売りたい価格まで上昇しなければ、保有を続けるだけだ。
買い下がり戦略・・・安値で買うことは同様に不可能、安値近辺で買えればいいぐらいに考える。
買いたい価格を決めておいてその価格まで下落したら買い指値を入れ始める・・・約定毎にさらに下に買い指値をすることでより多くの株数を買える。
もし、買いたい価格まで下落しなければ買わずに、別の機会を探るか、別の銘柄に変える。
そして、株価の底入れまでに欲しい株数がすべて買えれば最高だが、そううまく行かない時もある・・・その場合はじっくり待つのが重要だ。
重要な事はこの売り上がり戦略と買い下がり戦略を実行することで安値近くで買い/高値近くで売ることができる・・・もしこの反対(高値で買い/安値で売る)をすれば必ず損をする・・・実は、物事は単純な話でできている。
保有銘柄の価格が売りたい価格を上回ると、売り上がり戦略により、どんどんキャッシュが増加していく・・・でも、リストの銘柄が買いたい価格に入ってくるまでじっくり待つので、その間、キャッシュが積み上がっていく。
そして、どこかで市場が下落し、買いリスト銘柄の株価が買いたい価格に入ってくる・・・指値で買いはじめる・・・キャッシュはどんどん減っていき、組入れ銘柄が増える・・・そこからさらに下落する場合もあるが、さらに下値で買い指値する・・・キャッシュがなくなり、100%組入れたら、あとは値上がりをじっくり待つだけだ。
この両戦略とキャッシュ保有で可能な長期逆張り戦略・・・じっくりと待つ事、これが個人投資家には最強運用となる。
この両戦略をうまく行うには、買い対象銘柄のリストと、その銘柄のおおまかな買い価格と売り価格を考えておくことが必要だ。
買いたい銘柄を10銘柄から30銘柄ピックアップして対象銘柄リストを作り、株価を毎日ウォッチする・・・そして、大体、2~3年程度をかけて売買するつもりでじっくりと待つのが重要だ。
でも、銘柄によっては買いたい価格に年に何度かは入ってくるので、30銘柄のウォッチリストがあれば、年に10回以上の買いチャンスと、10回以上の売りチャンスはある。
買い価格は過去の株価チャートのピークとボトムを参考にしてもいいし、PERやPBRなどの株価指標を参考にして決めてもいい。
過去の値動きからこの値段だったら買ってもいい、この値段なら売ってもいいぐらいのアバウトな感覚でレンジを決めればいいと思う。
この売り上がり戦略と買い下がり戦略の結果、キャッシュポジションが決まってくる。
つまり、キャッシュポジションは何%にしようとして決まるものではなく、行きすぎた株価上昇があればキャッシュが増えていく、行きすぎた株価下落があればキャッシュが減少し組入れが増えていくぐらいがちょうどいいのだ。
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