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日産のカネを自分の都合で好き勝手に使いたい放題したゴーン氏、日産の社長、西川氏の株式連動報酬の不正受給について、「俺は会社の現金を不正にもらっていない。ただ、将来受け取る約束をしただけだ。」とコメントした。
確かに、将来、日産を退職した時に自分が受け取る約束手形を乱発したり、日産のカネを自分が使う別荘につぎ込んだり、結婚式の費用を会社に出させただけで、自分が直接的に会社のカネを横取りしたわけではない。
でも、10数年に渡り日産トップに君臨してきた経営トップとしての責任を何も考えていない発言には本当にがっかりさせらえる。

「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があるが、「悪い経営トップは良いサラリーマンを駆逐する」という言い方に変えた方が現実的かもしれない。
経営トップの仕業を、会社員全員がしっかりと見ている・・・トップが不正行為をすれば、部下のサラリーマンも同じことをする。
経営トップは大きな影響力も持ち、それだけ襟を正して日々過ごさなければならない人たちだ。
それが、会社を私物化し、好き勝手、やりたい放題する・・・そして、この仕業をよく見ている部下が、同じことをする・・・その不正の連鎖が起こる。
そう考えると、ゴーン氏の悪業が西川氏をはじめ日産の役員全体に影響したと考えるべきで、ゴーン氏が西川氏は自分より「悪」だと言ったが、それは大きな間違いだ。
ゴーン氏が日産という大企業を私物化し、自分の思うように会社のカネを使ってきたことが、西川氏を始め日産の役員たちに悪業につながったわけだ。
経営トップの姿勢がこれほど会社全体に影響するということを示した事例として記憶にとどめておこうと思う。

まあ、西川氏とゴーン氏、どっちもどっちという話で、「目糞、鼻糞を笑う」ということわざを思い出す・・・西川氏も偉そうにゴーン氏を追求したが、同じ穴にムジナだった。
おそらく、長いゴーン氏の経営体制で、役員だけでなく、社員にも不正に対する意識が欠如していたかもしれない。
ゴーン氏ほど強欲に私利を追求していないにしても、無意識にコンプライアンス意識が甘くなっていたのではないだろうか。
日産の問題はゴーン氏や西川氏だけの問題ではなく、組織全体の問題でもあったかもしれない。
今後の日産がどのようにして社会の信頼を回復していくかは、単に社内のガバナンス体制を構築するだけではない、結局のところ、企業業績を回復させることだろう。
日産の中堅社員や若手社員から改革の声が上がり、新しい経営ビジョンの下で社員全員が一丸となって経営目標を達成するという形になれば、日産は復活するだろう。
投資家から見れば、こうした声が中堅・若手社員から上がってくるようならば、日産株を買いたいと思う。



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