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前回は株式市場でいう「日柄」について話した。
今回は「値幅」について考えてみよう。
「値幅」とは一回の上昇/下降で価格が動く幅のことだ。
見なれている価格水準から株価が上昇し始める・・・ある程度上昇すると、投資家が感覚的に「高い」と感じる価格に達する・・・投資家が高値恐怖を感じると買いの手が出なくなる・・・株価の動きが止まる・・・この価格の幅が「値幅」で、投資家が感じる心理的な壁だ。
逆に価格が下落する時も同様で、心理的な価格の幅は存在する・・・株価が下落するにつれて底値を叩く懸念やなんとなく売りにくさを感じる価格というものがある。

この「値幅」は心理的なものであり、別に理屈があるわけではない。
ある銘柄が100円も上がるとなんか高いような気がするとか感覚的なもので、そうなると、もう一段株価が上昇する前に投資家がこの価格水準に慣れる時間が必要になる・・・投資家が価格水準に慣れてきたら再上昇し始める・・・という具合だ。
たとえば、相場用語に「倍返し」とか「同幅上げ(下げ)」があるが、これらもこの心理的な値幅を意識したものだ。
「倍返し」とは、下落した株価が反転上昇し高値を抜いた時、その下げ幅と同じ値幅の上昇を見込める・・・心理の振れ幅の経験則だ。
「同幅上げ(下げ)」は過去の一回の上昇/下落で動いた値幅と同じ値幅で次も動く、心理的な値幅と同幅で株価は動いていくという経験則だ。

前回の話の「日柄」と今回の「値幅」は投資家の心理から株価の値動きの特徴をとらえたものだ。
チャート分析はこの二つの心理的な尺度をいろいろ応用したものが多い。
次回から、チャートのいろいろな分析手法を取り上げ、相場心理をどう実際の運用に利用するかという話をしていきたい。


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