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世界卓球はテレビにくぎ付けになり、寝不足になったぐらいだけど、とても面白かった。
特に、日本人選手と対峙する中国人選手は、ワシは技術的によく分からないが、そのメンタルの変化を見ているだけでもとても興味深かった。

まず、女子シングルス3回戦、伊藤美誠選手ー中国、孫穎莎選手。
中国選手がリードして4ゲーム目、伊藤美誠選手が接戦を抑えて勝つと、その次のゲーム、2-11と圧倒的な大差で負けた。
その後は中国選手ペースで試合が進み、伊藤選手は負けた。
次に、女子シングルス準々決勝、加藤美優選手ー中国、劉詩
選手。
第二ゲームで加藤選手が11-8で勝つと、その次の第三ゲーム、4-11と一気に圧倒し、そのままの勢いを崩せず負けた。
そして、女子シングルス準々決勝、平野美宇選手ー中国、丁寧選手。
第二ゲームを11-4で勝ち、そこまではほぼ互角の展開だったが、次の第三ゲーム、2-11と圧倒的な大差をつけられて取られ、そのまま挽回できずに負けた。

この結果をどう見るのか?
技術的な視点はよく分からないのでおいておくとして・・・メンタルな部分に注目すると、対中国選手に勝ったゲームの次のゲームがポイントになったことが分かる。
おそらく、技術にそれほどの差がないトップクラスの選手にとっては、精神的な勝負の面が強いのだろう。
同じ対戦でもそのスコアはゲームによってバラツキが大きいことが、それを示している。
そして、その精神面でいかに優位に立つかが勝敗を決めるのではないだろうか・・・世界卓球を見て強くそう感じた。
日本選手が1ゲームを取ると、次のゲームでは中国選手が圧倒的な集中力で大差をつけて勝つ。
その大差で勝つことにより、その試合全体で精神的優位に立つ・・・そして、日本人選手は焦りナーバスになり負ける。
日本選手は1ゲーム取るまでの集中力が高いが、1ゲーム取ると何か集中力が欠け、そこを中国選手に衝かれ、精神的な優位を与えてしまっているように感じてしまう。
もちろん、卓球素人のワシの感覚は全くお門違いかもしれないけど・・・・



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