
ギルティ? オア ノット ギルティ?
昔は石坂浩二がコマーシャルをしていて、まあ、普通の感じだったが、舘ひろしはまだしも、渡辺謙ぐらいから、大げさで見る人をびっくりさせるコマーシャルになった。
でも、けっこう話題になったので、思わず「ハズキルーペ」を買ってしまった人も多いかもしれない。
石坂浩二や舘ひろしの時は、それなりの高齢者が小さな文字に困って「ハズキルーペ」を使うという意味のコマーシャルに見えたが、渡辺謙の頃から完全に変わってしまった。
もし、コマーシャルの中の渡辺謙のように「字が小さすぎて見えない」と大声で怒鳴り、自分の部下に書類を投げつけたら・・・一発でパワハラ、即退場だ。
また、菊川怜がお尻でハズキルーペを踏み、「さずが日本製」というのも、見る人によってはセクハラ的でもある。
さらに小泉孝太郎の主演コマーシャルとなると、若すぎて文字が見えないなんてウソだろっと思うし、全くルーペをかける意味もリアリティもなくなる。
最近の松岡修造となると、「字が小さすぎて見えない」と大声で怒鳴っても、まさか、もう老眼なのって感じで同情したくなる・・・もう何が言いたいのかサッパリ理解不能だ。
このコマーシャルの問題点は、バカ高い出演料で大物俳優を使うのはいいけど、普通のメガネ型ルーペ(虫眼鏡)のコマーシャルなのに、大げさでやり過ぎだということだ。
一説には、渡辺謙のギャラが2億円、菊川怜のギャラが7500万円、舘ひろしが8000万円、武井咲が7800万円という高額ギャラだという・・・やっぱりやり過ぎだ。
そして、もう一つの大問題は、これだけの高額ギャラであり、単なる虫眼鏡が1万円以上もするのは、このコマーシャル(広告宣伝費)が価格を押し上げているせいだ。
虫眼鏡と同じで、度が付いていたり薄さがポイントになる眼鏡と違い大した技術はいらないし、同程度の眼鏡型ルーペはネットで調べれば、だいたい3000円程度で買える。
こんな商品を、高額のテレビコマーシャルを売って話題作りをして、視聴者に高額で販売する。
ワシの眼には消費者をバカにしているとしか見えない。
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