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米中の次官会議が北京で開催され、突然、金正恩も北京を訪問した・・・・今年も中国・習近平が国際政治の主役だというのが年初から示されている。
このところ出ているニュースを読んでいくと、習近平は東アジアでの軍事的かつ地政学的ポジションを強め、米国や日本に強硬に対峙しようとしているかのようにみえる。
まず、40周年記念講和でいきなり台湾の独立派に対し、2020年の台湾総統選挙に「一国二制度」による平和統一を選択しない限り、武力統一がありえると脅した。
そして、核兵器以外で最強の爆弾「MOAB」の開発・・・これは「すべての爆弾の母」とも呼ばれ、中国の爆撃機の行動範囲にある地域には大きな脅威となる。
さらに北朝鮮の金正恩の訪中・・・朝鮮半島の非核化とそれ以後の対応を話しているだろう。

習近平の最大の狙いは、朝鮮半島の非核化とともに在韓米軍の撤退、朝鮮半島の統一に向けた影響力の確保だろう。
中国にとっては核武装した北朝鮮が今まで米軍からの防波堤だったが、その非核化を進めるならば朝鮮半島から米軍を追い出して、半島自体を中国への緩衝地帯にする必要があるからだ。
この点では中国は、米韓、日韓の関係悪化を大いに歓迎しているのだろうし、この関係悪化を裏でリードしているかもしれない。
マティス国防長官を更迭してまでシリアからの撤退を突然宣言したトランプ政権は、朝鮮半島の非核化実現の際には在韓米軍の撤退を言い出す可能性も十分にある。

日韓でもめているレーダー照射事件・・・北の漁船と韓国駆逐艦がこの日本のEEZ海域で何をしていたのか?・・・意外と習近平=金正恩=文在寅のラインが強固に固まってきたことを示しているのかもしれない。
最近の米国や日本に対する、文在寅の強気の姿勢の裏側には習近平がいるのかもしれない。
このラインによって朝鮮半島の非核化=半島の統一が実現すると、朝鮮半島の全域が中国の影響下に入ることになり、米国や日本には大きな脅威となる。
特に地理的に近い日本には中国の「MOAB」が朝鮮半島から飛んでくるかもしれないという、軍事的にも地政学的にも大きな眼の上のコブになるだろう。

北朝鮮の金正恩は米国に対して中国との強固な関係をアピールしてきたが、今回の訪中には米中次官級会議に圧力をかけるという意味も含まれているかもしれない。
もし米中摩擦と朝鮮半島問題がリンクしたら、たとえば、知財や技術漏洩に一定の歯止めをかけ譲歩する代わりに、中国が朝鮮半島でのリーダーシップを確保するというイメージも頭に浮かんでくる。

2019年の初夢は悪夢かもしれない。




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