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中国の経済指標はあまり信用されていない。
計画経済の下では各地方政府や組織集団は計画通り生産を増やしていかなければならないので、無理やり生産が増加しているかのように見せる必要があり・・・そして、地方の役人は数字の粉飾によって出世の階段を上っていき、前任者と後任者が粉飾の秘密を共有し、お互いの非をあばくことはしない。
こうした慣行が長い歴史を作り上げると、実際と数字の間に大きなギャップができてしまう。
かつて旧ソ連では、1928年から1985年までの国民所得の伸びは政府公式統計では90倍となっていたが、実際は6.5倍しかなかったらしい。
経済成長率も政府公式統計では平均8.3%だったが、実は3.3%しかなかったという。
これでは経済が破たんしてしまうのも理解できる。
同じく計画経済の中国はどうだろうか?
やはり、公式数字と実際の数字にはギャップがあったのだが・・・2017年6月に中国は「地方の域内GDPの統一計算に関する改革案」を公表し、地方GDPの総和が中国全体のGDPを越えているという問題に対応を始めた。
国家統計局は、「省クラスのGDPは各省によって計算されてきたが、改革後は政府による計算が主となる。改革が順調にいけば政府による統一計算が2018年から実施される」と述べた。
中国当局自身がGDP統計の間違いを認識し改革しよとしているわけだが、その後の報道はない。
不都合な事実を隠さなければならない理由があったということかもしれない。
中国のGDPは四半期が終わって20日間で全国GDPが発表されるが、あれほど広大面積を持ち、14億人の人口がいる巨大な中国でわずか20日間で計算できるのは何故だろうか?
また、輸出輸入統計、工業生産、固定資産投資、小売り消費などの多くの経済指標が上下にブレて動いているのに、中国GDPの四半期統計が全くブレがなく、毎期6~7%の前年比成長率を記録するのは何故だろうか?
普通の感覚でも違和感が大きい中国GDP、国家統計局は実際の数字に近づけることができるのだろうか?
旧ソ連と同じように公表数字と実際のギャップが限界に達するまで隠すつもりだろうか?
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